「虹の橋」の物語

ペットを失った動物愛好家のあいだで語られている「虹の橋」というお話があります。

インディアンの古い伝承に基づいているとされる「虹の橋」は作者不詳のまま、インターネットを通じて広く世界中に伝わり、ペットロスで苦しむ人々の心を救っています。

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虹の橋

天国の、ほんの少し手前には、
「虹の橋」と呼ばれる楽園があるのです。
この世でパパやママにとても愛された子達は、お別れを迎えると
虹の橋へと向かいます。

虹の橋の、緑の草原と丘の上。
子供達は思いきり駆け回り、友達と一緒に遊びころげています。
美味しいご飯も、新鮮なお水も、温かい日差しもいっぱい。
みんな、とっても気持ちよくて、ご機嫌。

病気をしていた子も、歳をとった子も
虹の橋では、元気いっぱいの姿に戻って
傷ついて動かなくなった手足さえ、元通り。
パパやママの心にある、あの一番輝いていた我が子が
そこには居るのです。

子供達はみんな、満ち足りた気持ちで、
幸せに暮らしているのだけれど
ただ、一つだけ….

そう、一つだけ….

離ればなれになってしまったパパやママのこと
それだけが気がかり….。

それは、いつものようにみんなで遊んでいた日のことでした。
ふいに、ある子が立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳は、キラキラと輝き、その体は、嬉しさに震えています。
突然、その子は仲間達を後にして、緑の草原を駆け出しました。
早く、早く、急げ、急げ。

あなたの姿を見つけたのです。

虹の橋で再会した、あなたと愛する我が子。
その胸に固く抱きしめれば、
もう二度と、離ればなれになることはありません。

懐かしいキスが、あなたの顔に降り注ぎ
あなたは、あの頃と同じように、優しく頭をなでながら
我が子の瞳を見つめ返すのです。
あなたを信じ切って見つめてくる、まっすぐな瞳。
お別れしたあの日から、ずっとずっと片時も忘れることの無かった
愛しいその瞳を。

そして、あなたは愛する子と手をつないで
天国への門をくぐるのです…。

作者不詳
(訳:ソマリ+ism【Somalism】りんぽぽ&しゃおらん)

 

もう一つの虹の橋の物語。

虹の橋で

天国と、この世界をつなぐ橋。
美しく彩られたその橋は、「虹の橋」と呼ばれます。
一面に広がる、草原と丘と谷。いつも緑が溢れるところ。

愛しい子達は、お別れをすると、ここへ向かうのです。
食べ物にもお水にもことかかない、暖かい春の日差しが降り注ぐ楽園。
年老いて弱くなった子達は、みんな若さを取り戻し
傷ついて不自由になった体さえ、元の元気な姿を取り戻す。
そうして、彼らは、一日中
仲良く遊びころげているのです。

けれど、中には少しだけ、様子の違った子達がいます。
それは、叩かれたり、ご飯をもらえなかったり、いじめられて
地上の世界で愛されることがなかった子達。
友達が、愛する家族と再会して、一人、また一人と
虹の橋を渡っていくのを
うらやましそうに見ています。
彼らには、愛する家族がないのです。
家族と巡り逢えないまま、ずっと生きていたのです。

ある日のこと。
いつものように遊んでいたら、誰かが橋のたもとに立っているのに
気がつきました。
その人は、生涯、小さな命と一緒に暮らすことがなく
旅立っていった人。
他の人達が、虹の橋で愛する子達と再会する様子を
やっぱりうらやましそうに、眺めています。
そして、彼自身も又、叩かれたり、ご飯にありつけなかったり、いじめられて
誰からも愛されなかった人なのです。

家族をもたなかった子供達の中のひとりが
立ちつくしている彼の元に近づいていきます。
どうして、この人はひとりぼっちなんだろう…..。

愛されたことのない子と
愛されたことのない人間。
ふたりが近づいた時、奇跡が起こりました。

彼らは、出逢うべくして出逢った運命の家族だったのです。
ただ、地上に居る間に巡り逢えなかっただけ…。
二つの魂は、とうとうこの虹の橋のたもとで出逢いました。
互いに一緒にいるだけで、今までの痛かったこと、哀しかったこと
全てが溶けていきます…。

そして、ふたりは手をとりあって虹の橋を渡っていくのです。

もう二度と、
離れることはありません。

作者不詳
(訳:ソマリ+ism【Somalism】りんぽぽ&しゃおらん)

 

そして、幸せに満ち溢れている「虹の橋」の入り口にある、
「雨降り地区」と呼ばれる場所のお話もあります。

虹の橋 雨降り地区

そこではいつもシトシトと冷たい雨が降り、動物達は寒さに震え、
悲しみに打ちひしがれています。
そう、ここに降る雨は、残して来てしまった誰かさん、
特別な誰かさんの流す涙なのです。

大抵の子は半年もしないうちに、暖かい日差しの中に駆け出して、
仲間と戯れ、遊び、楽しく暮らす事ができます。
ほんの少しの寂しさと、物足りなさを感じながらも…。

でも、1年経っても2年経っても、ずっと「雨降り地区」から、
出て行かない子達もいるのです。

地上に残して来てしまった、特別な誰かさんがずっと悲しんでいるので、
とてもじゃないけれど、みんなと楽しく遊ぶ気になれないのです。
地上に残して来た誰かさんと同じ辛い想いをして、
同じ悲しみに凍えているのです。

死は全てを奪い去ってしまうものではありません。
同じ時を過ごし、同じ楽しみを分かち合い、愛し合った記憶は、
あなたの心から、永遠に消え去る事はないのです。
地上にいる特別な誰かさん達の、幸せと愛に満ちた想い出こそが、
「虹の橋」を創りあげているのです。

ですからどうか、別れの悲しみにだけ囚われないでください。
彼らはあなたを幸せにする為に、神様からつかわされたのです。
そして、何よりも大事な事を、伝えにやって来たのです。

命の儚さと愛しさを。
束の間の温もりに感じる、慈悲の心の尊さを。

その短い生涯の全てを以って、教えてくれるのです。
癒える事のない悲しみだけを、残しに来るのではありません。

思い出してください。

動物達が残して行ってくれた、形にも、言葉にもできない、様々な宝物を。

それでも悲しくなったら、目を閉じてみてください。
「虹の橋」にいる、彼らの姿が見えるはずです。

信じる心のその中に、必ずその場所はあるのですから…。

 

私の愛するぴー太さんが虹の橋に旅立ってから、
2週間が経とうとしています。

少しづつ気持ちの整理がついてきたものの、
大好きなあなたを失った悲しみは大きく、
未だ深い悲しみに囚われています。

部屋はあなたが生活していた頃のまま。
片付けられずに時が過ぎていきます。

愛用の爪とぎ。
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あなたに買ってあげた数々の猫グッズで唯一使ってくれたものです。
使ってくれたときは嬉しかったなー。
よくこの上に座っていましたね。
気持ちよさそうにバリバリと爪をとぐ姿を見るのが好きでした。

愛用のトイレ。
寝たきりになって自力でトイレに行けなくなり
おむつ生活になってからも、
トイレに連れて行くまではおしっこをしませんでしたね。
本当に賢い子です。
トイレを見るたびに共に病気と闘ってきたことを思い出します。
点滴や強制給餌はさぞ辛かったことでしょう。
よくがんばってくれたね。

定位置のクッション。
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この上にちょこんと座って私を目で追いかけていましたね。
私がソファーに座ると、すかさず降りてきて
膝の上にダッシュしてきたのを思い出します。

お気に入りのブランケット。
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気持ちよさそうにこの上で寝ているあなたの姿を見ると
ホワリと優しい気持ちになれて、とても癒されました。

そして、なによりも私の膝の上が大好きでしたね。
膝の上でくつろぐあなたと共に過ごす時間は
私にとって、とても幸せなひと時でした。
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部屋中、あなたとの思い出がいっぱい。
覚悟はしていたつもりだけど、あなたのいない生活にまだ慣れません。

でも、日に日に弱っていくあなたを見るのは本当に辛かった。
これでよかったのかもしれませんね。
もう苦しまなくていい。やっと楽になれたね。
本当によくがんばってくれました。

18年間、いろんなことがあったね。
撮りためていた写真を印刷して、毎日眺めています。
ぴー太の動く姿を見るのはまだ辛いけど、
写真や動画を見ていると、楽しかった日々を思い出して少し元気になれます。

もっとたくさん撮ればよかったな。
でも、ちゃんと撮っておいて良かった。

時には姉妹のようにじゃれあい、時には親子のように甘えあい、
寄り添いながらぴー太と過ごした毎日は
本当にとても幸せな日々でした。

たくさんの思い出をありがとう。
大好き、ぴーちゃん。

大切なぴーちゃんを「雨降り地区」に留めたままではダメですね。
泣いてばかりではあなたも心配していることでしょう。
この悲しみを、どう埋めればよいのかわからないけど、
ぴー太からもらった幸せや楽しかった思い出に感謝し、
精一杯前向きにがんばるね。

虹の橋に迎えにいくまでは、あの頃のように
リクと仲良く幸せに過ごしていてね。
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脱走事件のとき、無事再会できた奇跡は今でも忘れることはなく、
あなたとの縁を強く感じています。
だから、いつの日かきっとまた逢えると信じています。

虹の橋で待ちきれなかったら、生まれ変わって、
また私の元においで。

ぴーちゃん、本当に大好きです。
今までありがとう。
また逢おうね。
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