今日は猫の首輪について私の実体験をもとに
首輪の重要性のお話をしたいと思います。
首輪をさせるか悩んでいる方は、ご参考いただければと思います。
幼い頃から猫とともに暮らしてきた私にとって、
猫は大切なパートナー。
猫のいない生活は考えられないくらいに
自他共に認めるネコ好きです。
ご飯どきになるとフラッと現れるにゃんこズ達を含めると
代々いろいろな猫と過ごしてきました。
思い起こすと、その猫たちはほとんど”首輪”をしていませんでした。
私の家ネコたちも子供の頃以外は首輪をつけた記憶がありません。
家から出さないし、必要ないや・・・。
首輪をさせると窮屈そうでかわいそうだし・・・。
私も、私の家族もそのような気持ちで猫の首輪について重きを置いていませんでした。
ところが、その考えを一変させる事件が起こったのです!
今一緒に暮らしている猫とは18年連れ添っています。
名前は「ぴー太」さん。(愛称:ぴーちゃん)
この子は女の子ということもあり、もともと外の世界にあまり興味がなく、
家の敷地内から外にでることはありませんでした。
さらに今はマンション暮らしなので外の世界に触れられるのは唯一ベランダのみ。
しかも、となりのお宅のベランダとは隣接していないので、
ベランダ伝いにどこかに遊びにいくということは考えにくい状況でした。
気になるのは、ベランダの目の前には商店街のアーケードの屋根が広がっていることくらい。
ベランダと屋根は少し距離があったのですが、ネコのジャンプ力なら飛べる距離です。
ただ、ぴーちゃんは当時17歳だったので人間で言うと84歳のおばあちゃんです。
まさか・・・ね。
ところが!!
起こったんですよね。そのまさかが。
おばあちゃん猫とあなどることなかれ、
ぴーちゃんは軽々とベランダの壁を乗り越え、
アーケードの屋根に着地。
夜の闇に消えていきました。
ネコは3日戻ってこなかったらあきらめたほうが良いとも言われています。
そのときに激しく後悔したことは
「なんで首輪をつけてあげなかったんだろう」ということ。
首輪がしてあればどこかで飼われているネコという目で見てもらえるので、
助けてもらえる可能性が格段に高くなるハズ。
周りの人からすれば、首輪をしていない飼い猫も野良猫もみんないっしょに見えるということ。
特に、トラ柄やブチなど一般的に多い種類のネコならなおさら見分けが付かない。
あたりまえのことながら、「うちの子に限って!」の気持ちが優先してしまい
そのような状況に陥るまで気づくことすらなかったのです。
幸いぴーちゃんは無事に帰ってきたので良かったのですが、
首輪がなければ野良猫として捕獲され、最悪殺処分される可能性だってある。
考えただけで恐ろしいことです。
それから早速首輪と迷子札、鈴を購入して、肌身離さずつけさせています。
実際には迷子になってしまって、迷子札がないために飼い主さんの元に
帰ってこれなかったネコちゃんもいると思います。
首輪ひとつで守れる命がある。
ぜひあなたの大切なネコちゃんに
首輪と迷子札をつけてあげてください。